耳鳴りに効く漢方薬と東洋医学による耳鳴り治療のメリット

耳鳴りの原因はさまざまで、それぞれに対応した治療法があります。

耳鳴りを和らげるための薬物療法では、「漢方」を利用した治療法も有効になることがあります。

改善先生
今回は耳鳴りの改善に役立つ漢方薬の種類と、漢方治療ならではのメリットについてご紹介していきます。

耳鳴りを和らげる漢方薬

耳鳴りに効く漢方薬としては、次のようなものが挙げられます。

・半夏白朮天麻湯(はんげびゃくじゅつてんまとう)

消化機能不全からくる耳鳴りに用いられる漢方薬。
耳鳴りの他、メニエール病・胃腸の不調・吐き気などにも効果を示す場合があります。

・釣藤散(ちょうとうさん)

動脈硬化や高血圧が原因とみられる耳鳴りに用いられる漢方薬。
動脈硬化・高血圧に加え、めまい・不安症・睡眠障害などの治療にも使用されます。

・茯苓飲(ぶくりょういん)

胃腸の水分吸収が上手くいかない「胃内停水」に由来する耳鳴りに用いられる漢方薬。
胃腸治療に用いられることから、胃炎・胃下垂などの改善も期待されます。

・耳鳴丸(じめいがん)

耳鳴り全般に用いられる漢方薬。
特に貧血が原因とみられる耳鳴りに処方されることが多いです。

・八味丸(はちみがん)

高齢者の聴覚老化による耳鳴りに用いられる漢方薬。
血液を補ったり、“古い血”を浄化する漢方と考えられており、足腰の冷え・夜間のトイレ回数改善など高齢者特有の症状にも処方されています。

・苓桂朮甘湯(りょうけいじゅつかんとう)

低血圧や虚弱体質からくる耳鳴りに用いられる漢方薬。
東洋医学の“補血”という考え方に基づき、めまいや立ちくらみにも処方されます。

・柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)

ストレスや自律神経失調症が原因とみられる耳鳴りに処方される漢方薬。
うつ病や不眠症対策にも用いられることが多いです。

改善先生
これらの漢方は専門医の指導の下、症状に合った組み合わせで使用して下さい。

漢方による耳鳴り治療のメリット

漢方による耳鳴り治療は、他の治療法に比べ、次のようなメリットがあります。

・薬に比べ副作用が少ない

生薬を用いる漢方治療では、西洋薬(一般的な医療薬)に比べ副作用が少ないのが特徴。
専門医が調整して処方するため、年齢や体格に左右されず使用することができます。ただし漢方薬でも多量に摂取するなど、用法を誤ると副作用が起こってしまう恐れもあります。

・西洋薬では対応できなかった耳鳴りが治せることも

耳鳴りのはっきりとした原因は未だ解明されていないため、病院から処方された西洋薬でも耳鳴りが治らないこともあります。
漢方薬は身体の内側、身体機能面に変化を与える薬なので、西洋薬の力では治療できなかった症状を改善できる場合もあります。

・耳鳴り以外にも恩恵が受けられる

漢方薬は、身体のさまざまな身体機能に影響を与えます。
耳鳴りに悩まされる方の中には、血流改善・免疫力改善・新陳代謝改善など、耳鳴り以外の症状を抱える方も多いです。体質改善という考え方から治療を進める漢方医学では、耳鳴り治療と共にこうした諸症状が和らいでいくことがあります。

薬や漢方以外の耳鳴り改善方法

改善先生
漢方は西洋薬と同じように、専門医の指導の下で正しく使っていけば、これまで悩まされていた耳鳴りを緩和することができるかもしれません。
50代主婦
薬は副作用が心配だし、漢方も少し大げさなので、もっと簡単に試せるものはないかしら…?
改善先生
そういう場合は「太陽の恵み」などのサプリメントを試してみたはいかがでしょうか。