ヘッドホンの大音量で「難聴」になる!?その症状と対策

ヘッドホンは大音量で使用しても周りに迷惑がかからないため、うるさいほどの音量で音楽や動画を楽しんでいる方も多いかと思います。しかし、ヘッドホンを大音量で聞き続けていると難聴になってしまう可能性も否定できません。

改善先生
今回はヘッドホンによる難聴はなぜ起こるのか、そしてどのように予防・対策をおこなっていくべきかをご説明します。

ヘッドホンの大音量は難聴の原因に

ヘッドホンで大音量の音楽を聴き続けていると難聴になることがあります。この症状は「ヘッドホン難聴」と呼ばれています。

昔から「うるさい音は耳を傷める」と言われている通り、必要以上の音量は耳を傷つけてしまうもの。大音量の音楽を聴き続けることで、耳の中の「有毛細胞」が破壊されるため、ヘッドホン難聴が起こると言われています。

騒音のレベルはdb(デシベル)で表されますが、dbが高くなるほど短時間で難聴になる恐れがあります。

たとえば90dbの音(カラオケルームでの大音量の音)であれば8時間程度聴き続けると難聴を引き起こしかねません。100dbの音(電車の通るガート下の音)であれば2時間程度聴き続けると難聴になる恐れがあります。※なお日常生活で聞く音は50db前後です。

ヘッドホンは100db以上出ることもあるため、それを長時間聴き続けると耳にかなりの負担がかかり、難聴の原因となります。

ヘッドホン難聴の症状

ヘッドホン難聴となっても音が全く聴こえなくなることはごく稀です。基本的に、普段は自覚できない程度の難聴になることが多いです。

・音が少しぼやけた感じがする
・耳が詰まった感じがする
・遠くからの呼びかけが聴こえにくい
・多人数の会話が聞き分けにくい
・人混みなどうるさい場所での会話が聞き分けにくい

このように難聴レベルは高くないので、本人は自覚しにくく、ある一定の場面で不自然さを感じるタイプの難聴です。

だからこそ気付きにくく厄介ともいえます。

ヘッドホン難聴の治療法は?

ヘッドホン難聴のように実際に有毛細胞が壊されてしまったことで起こる難聴は、現在の医学ではなかなか治療困難なのが現状です。

とはいえ薬物療法や音を慣れさせる方法で症状を和らげられたり、場合によっては完治させられることもあります。

いずれにしても、安易に放置したり素人の判断で対応すると悪化させる恐れもありますので、違和感があった場合はまずは耳鼻科へ行き医師の診断を受けることが大切です。

ヘッドホン難聴の予防法

ヘッドホン難聴の最大の予防法は、大音量で聴かないこと。

人混みや電車内などうるさい場所でヘッドホンを聴く際は、知らず知らずに音量を上げてしまうことがありますが、常に音量を意識して必要以上に上げないことが大切です。

改善先生
50db前後の日常騒音内の音量で、音楽や動画を楽しむことをおすすめします。

普通に市販されているヘッドホンであっても、使い方を誤ると耳を傷める凶器となりかねませんので、音量には常々気を配り楽しむことが大切ですね。